モイーズとユナイテッドの一行はCLオリンピアコス戦の敗戦からの立ち直りを期すため、全員でマンチェスターのミラベル通りにある梅寿司に夕食に行く事になった(モイーズに無視されていた香川=日本食にもチャンスが回って来た)。

しかしモイーズが事あるごとに日本食の説明をしようと試みる香川を無視し続けた為、雰囲気が悪くなってしまった。モイーズは香川に聞く代わりにヤングにいなり寿司と軍艦巻の違いを尋ねた(ヤング:典型的なサイドプレイヤー、クロスの名手だけど今季は絶不調。モイさんは寿司の事を尋ねる相手も、寿司の本道から外れたいなりと軍艦巻から尋ね始める所も間違っている)。

『あれは最高に気まずかったよ…』 匿名を条件にあるユナイテッドの選手がその時の事をFOUR-FOUR-TWO(UKでもっとも歴史があるサッカー雑誌の名前)に語ってくれた。香川の『匂いがきつい鮒寿司ではなくて、ネギトロ巻を頼むべき。』という助言も無視して、モイーズは彼に背を向けてヤングに『納豆巻はどうだ』と尋ねた(それでもボールをヤング=サイドに集めるモイーズさんw)。

ヤングが『私には納豆巻がどんなものか見当もつきません』と答えた時、その場の全員が今度こそモイーズは香川に尋ねるだろうと思った。だが監督は香川の代わりに、何故かバレンシアに『酢の物ってどんな意味だ?』と尋ねた(モイーズさん中央で受けたがる香川を飛ばしてヤングからバレンシアにまさかのサイドチェンジw)。バレンシアは考えたが答えられなかった。ウィガンでは『酢の物』なんて教えてくれなったのだ(バレンシアが修行でレンタルされていた田舎のウィガンには日本食なんてなかった=ウィガンではモダンなサッカーなんて教えてもらえなかった)。

状況は香川にとってさらに悪くなったが、モイーズは気にせずマタにマグロと大トロの違いについて尋ねたが、そんな質問はマタにすべきではなかった。何故ならモイーズは元々マタに、今日はタパスを食べに行こうと約束していたからだ(タパス=スペイン料理=スペイン風サッカー)。

最終的にモイーズはメニューをクレバリーに渡して、彼に全部注文するように指示した。まさかその後、全員がボウルに山盛りのワサビとカルフォルニアロールを食べさせられる羽目になるとは…(クレバリー:ユナイテッド今シーズン最大の戦犯、一番ボールを渡してはいけない選手にボウルを…w)。

ファンペルシーが俺が座りたい席に誰かが座っていると文句を言いだしてから更に雰囲気は悪くなり(オリンピアコス戦後のコメント、僕の使いたいスペースを味方が埋めていて使えない) 、最後には会計の金額を巡ってモイーズが店員と延々と下らない言い合いを続けることになった(原文 an endless barrage of slow, looping crosses =スピードの無い、ふんわりとしたクロスを延々と蹴り続けることになった)。

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