vertigonote

vertigo · @vertigonote

13th Feb 2014 from TwitLonger

また新世界のことつぶやく。ネタバレるのと長くなりすぎるのでこっちに…もういい加減しつこいと思うんだけどちょっとつぶやくのやめられない。

あのですね。

今更気付いたんですけど、ジャソンもチョン・チョンもあの病室での邂逅のタイミングって「賭けてる」んですよね。

ジャソン側もジャソン側で、あのときって自分のことを知られてるわけだし、場合によっては連絡きた時点で側近の誰かに銘じて暗殺狙ってくるようなこともありえたと思うんですよ。なんだけど、あそこに行くときは罠かもしれない、でもあの倉庫で殺してない(倉庫のタイミングで知られていたことは知ってるわけだよね)わけだし、何か話さないといけない、ならば行くべきだ、って思って行ってる(あまりに逡巡なくあそこに向かうから、もしかしてそこまで深い意味はないのかもしれないけど)。

で、あのときのチョン・チョンの気持ちを考えると胸痛くなるんですよ。だってもう「知ってることを知られてる」のはわかってて、死の床で動けないんですよ。でも、あそこで殺さなかったことで「お前の決断を待ってるよ、ブラザーで居続けるかどうか」ってメッセージは(言外に)入れてる。

最後まで彼はその場にジャソンが来るかどうか、どういう決断をするか、知りたかったんだと思う。そのときまで生きてられるかどうか、意識が遠のきながらずっと苦しんでたと思うのね。
で、そう考えるとあの「チョー嬉しいよ」のチャラけた口調の奥の切望がより凄まじく感じる。賭けてたんだよ。もう一度会えたら、あいつにだけは道を拓いてやれる。

でも、例によってジャソンはまだ自分の気持ちを彼には告げない。あんな状態で、ああするしか彼自身が生きていく方法ももはやないのに。そこで「なあ、お前そろそろ選べ」ですよ。

そりゃジャソンも泣くよ(2回目)。

Reply · Report Post