2014年1月号Ceciインタビュー


少女時代で会いたい人を挙げろと言うならいつもテヨンだった。彼女の繊細ながらも力強い声がすぐに少女時代とグループの強烈な第一印象だったので。 2014年には少女時代で8年目。彼女たちは韓国歌謡界に新しい章を開き自分が作った時代に留まるよりは挑戦を願った。今は誰も10代の少女ではないが、それでも彼女たちをはばかるものはない。可能なあらゆることを少女時代の領域に引き寄せ大きく堅い城を築きあげている。どこかでカムバックの便りが聞こえてくる時は、すべて次のステップが少女時代の未来を決定するだろうと言う。しかし今彼女たちはどのような姿で現れたところで不思議なことはないのじゃないか。個性豊かで溌剌としているメンバーたちの中でテヨンはいつも静かに一歩下がっている。自分のやりたい歌を歌って、ファンと愛情のこもった視線を交わしそうして時間を重ねている感じだ。透明なほど白い顔、赤ん坊のように笑う目、しかし少し秘密めいた彼女。その心の中に何が入っていて。今年の冬に入って初めて荒々しいみぞれが吹きまくる日にテヨンに会った。彼女は心を見せてくれるように話すのにずいぶんためらった。しかし、催促したくなかった。たやすく見せてくれなくても良い、自分だけの大切なものがあるから。26歳のテヨンは今最も美しい時間を貫通している。

Ceci：他のメンバーに比べて個人活動が多くない方なのに今回の<Ceci>カバー撮影がファンたちに喜ばしい「ドックテム（ずっと欲しくてやっと手に入れたアイテム）」のように思われ考慮されるならいいだろう。
テヨン：単独カバーモデルは初めてだから本当に不思議だ。少女時代のメンバーそれぞれのバージョンのカバーを撮影したことはあるが、当時は本当に何も知らなかった。今ではメンバーが別々にマガジンのカバーモデルとして撮影することが多いため、これがどのくらい大変なことか分かる。

Ceci ：思ったより画報の撮影をあまりしていないが。
テヨン：実際に写真を撮るのがずいぶん難しく感じたことがあった。自分に何か自信がなく写真撮影のスケジュールは断ったことも多い。しかしふと今でなければまたいつ20代の自分の姿を残すことができるだろうかという思いもした。メディアやファンが私を好きな時に見せなけれなければまたいつ見せられるかという思いもした。以前は自分の好きな曲だけを歌いたかった。しかし今では他の人たちがすべて受け入れて喜んで楽しむことなら私もできるし、自分の仕事だと思う。

Ceci ：どの時点でこのようなことが受け入れられ始めたか？
テヨン：私がいつも何かをするための最も大きな理由はファンである。いかなる場合にもファンが私を動かしている。いつからか彼らが私の姿を欲したら見せなければならないという思いがした。愛に対する報いであると同時に必要なことだと思った。最初からこのような考えをすることができたのではない。活動をしてますます深まっている。寒い天気にも私たちを応援しようと早朝から待っているファンを見ながらだ。

Ceci ： OST、フィーチャリングなど個人活動で発表する曲に対する反応がいつも熱い。ファンはテヨンのソロ活動の便りをとても望んでいるが。
テヨン：もちろん機会さえあればしたい！まだ個人的な風であるだけだ。いつか良い機会が来るだろう。

Ceci ：もしソロ活動をするならばどのような方法や姿ならいいか？
テヨン：昔から小劇場公演をしてみたかった。先日キム·ボムスオッパの小劇場コンサートにデュエットをしに行って小さな会場がとても良かった。スペースが小さいと歌う人の立場では非常に心地いい。実際に体操競技場のような大きな場所で公演するとモニタリングのためにインイヤーイヤホンを着用して観客たちのどよめきがよく聞こえない。小劇場はマイクなしで歌っても皆に声が聞こえるほどだから、間近でファンたちを見て歌ってみたい。小劇場ではどうしても入場者数が制限されるだろうから公演回数をたくさんするってことで。週に二、三回くらいも大丈夫だ。

Ceci ：いつも歌う舞台に渇望してやまないように見える。
テヨン：歌うことが一番好きでそれほどうまくできることがなかったりする。（笑）ただ上手なことをたくさん見せたい気持ちだ。

Ceci ： 「Gee」 、「ソウォヌルマレバ」「フッ」など本当にたくさんのヒット曲がある。その中でも少女時代に「神の一曲」となっている曲は何か？
平気：大衆に強くアピールするのは「Gee」であり、メンバーたちの間で変化を感じたのは「ソウォヌルマレバ」だった。「Kissing You」から「Gee」までずっとかわいい女の子な感じの曲なのに対し「ソウォヌルマレバ」ははるかにスタイリッシュで女性らしい、振り付け自体もセクシーな感じだった。以前にも強い感じはあったが 「ソウォヌルマレバ」に至って一段階アップグレードされた成熟さが表にはっきりでた。振付が節度もあってボディラインを活かすスタイルだからもっとそう感じられたようだ。

Ceci ：インタビューで「昔は自然なのがもっと綺麗なのか分からなくて髪の毛一本も気にした」と話したのを見た。今では外見に対する強迫は全くないほうなのか？
テヨン：以前に比べるとそうだ。もちろんどんな写真でもきれいに見えたらいいだろう。しかしファンたちに一日に数千枚の写真を撮れるためにすべての美しくはできない。目を半分つぶったり醜い表情をした写真がどれだけ多いかな？欲張って完璧に見せることはできないので最近はより率直で人間的な人になりたい。

Ceci ：いつからか写真を共有するSNSにとても熱心だった。これも自分自身を正直に私の見せたい気持ちの表れか？
平気：インスタグラムをまるで学校に出席するように毎日更新している。（笑）ただ自分が見てよかったことを共にしたい気持ちだ。少女時代のメンバーの中では私が最初に昨年春からSNSを始めた。（ Ceci ：非常に遅く始めた方だ。 ）メンバー同士「私たちはやめよう」という約束をした。 SNSで公認の失言や事故が多かっただけにあらかじめ用心しようというレベルですべてしないことにした。私が始めて以来他のメンバーたちもちらほらインスタグラムやTwitterなどを始めた。

Ceci ：一緒にやらないと決意までしたがもしかしたら不文律が破れたきっかけがあったのか？
テヨン：本当に率直にファンたちのために始めた。活動がない期間には私もこうしてこのように虚しく無気力なのにひたすら待っているファンたちはどのくらいもどかしいかという考えで。目的地なしで歩く感じだった。アルバムが出ると決まった時点よりもいつも遅れて出る方なので待つのが長くなるん申し訳なかった。もちろん相次いで出てくるガールズグループ、ボーイズグループに目が行くかと思って軽く不安な気持ちもあった。（笑）ファンたちを思うとSNSをしなければならないようだった。

Ceci ：今取りまとめなければならないファンたちが国内ファンだけじゃないので気をつかわなければならないことも多いだろう。
テヨン： SNSを始めたのはその理由も大きい。海外ファンたちと会うことができる方法はあるが努力しないのは申し訳ないことのようで。文化が違うので海外のファンたちに会うとき「私がどれくら嬉しい顔色を見せなければ彼らがちゃんと感じることができるか？という考えもしてみて。私がまず近づいて握手を求めなければ親しさの表現になるか、あるいはそれが失礼な行動ではないかと考えて慎重になる。しかし、舞台から見るとまったく同じだ。世界中のどこに行っても韓国式応援法のみんな覚えて健気な感じで真似してくれるのでとても楽しくてありがたい。

Ceci ： SNSでファンに向けたコメントを載せた。ファンが撮った写真に愛情が感じられると、ありがたいと伝えていたが。
テヨン：朝早く空港でボサボサの姿でカメラにさらされるのは本当に避けたいことだ。しかしそんな時にもファンがきれいな写真だけ撮ってくれようとする真心が写真でも感じられる。その気持ちが本当にありがたい。ファンの前で嫌なふりでカメラを避けたがまた飛行機に乗っては申し訳ない気がしてコメントを残した。

Ceci ：「テヨンネイル」がファンの間ではかなり有名だったがだ。セルフネイルの写真もインスタグラムにアップしていたがちょっと「家っ娘」ように見えた。
テヨン：そう。私は「家っ娘」だ！（笑）ショップでケアされて撮った写真を見たファンたちがセルフネイルと誤解して機器をプレゼントしてくれたことがきっかけとなった。やってみたらひそかに素質があると思うほどきれいに完成する時が多い。そんな日にはSNSの認証ショットをアップもするがすごく楽しい！

Ceci ：もともとスキンケアやメイクに関心があるって？
テヨン：持っている製品も多く新製品もいち早く知る方がだ。元はというと服よりも化粧品！
（ Ceci ：最近はまったアイテムはあるか？ ） CCクリーム。 BBクリームより軽くてすっぴんより華やかな感じがしてとても良いです。肌のキメも良く見えてしっとり。

Ceci ：少女時代のぴったりしたチームワークはなぜか大げさではないという感じがした。なぜだろう？
テヨン：ひとまず時間の力を無視できない。ジェシカ、スヨン、ヒョヨン、ユリのような場合は、小学生の時から練習生生活を一緒にして長くは12年以上に渡り友達だ。このくらいになるので仲間という感じよりは​​姉妹という感じが強い。お互いにあまりにもよく知っているので嫌いな行動はしない。ああ、いたずらでわざと嫌いな行動だけを選んですることもある。（笑）思ったよりさほど女性らしくないことも一役買っている。集まっていれば本当にただのいたずら小僧の近所の子供たちだ。

Ceci ：最もいたずらっ気が多い人は？
テヨン：見た目と違ってボーイッシュなのはソニ、私もそれほど女性らしくない。ユナも完全に「最高がきんちょ」だ。みんな本当に楽しそうするのは一等だ。
（ Ceci ：一番女性らしいメンバーは、やはりソヒョン？ ）
テヨン：ソヒョンとジェシカ！

Ceci ：お互いに嫌いな真似はしないとしたが、「このメンバーにはこれは絶対禁止」のルールを一つ公開するなら？
テヨン：ティファニーは魚眼を絶対に見られない。一度はスヨンが魚の目を箸で挟んでかくしておいて「チャン」と言って見せて食堂で本当に大騒ぎが起こったことがある。

Ceci ：最近の少女時代カトク部屋の話題は何だったか？
平気：いつも犬の写真！私、ユリ、スヨン、ティファニー、ソヒョンが子犬を育ててるので、かわいい表情や特異なポーズをすると、無条件に携帯で撮ってむやみにアップする。ああ、最近では誰かが「おいしいマッコリ軒を知っている人？」と聞いてみた。
（ Ceci ：少女時代とマッコリだと... ）雨が降ってそうだったかな？ （笑）

Ceci ：来るべき30歳に対するロマンが大きい、過ぎ去った20歳に対するロマンが大きいか？
平気：ずっと何か新しいことを感じてみたい。だから私の30歳がとてもとても気になる。 24歳の感情、 25歳の感情、秋と冬に感じる感情がすべて異なっていないか。だからいつも過ぎ去った時間より近付く各々の時間が大事である。前に進むことが重要だと。

Ceci ： 2014年、26歳になる。キム·テヨンは、どんな時期を過ごしたの？
平気：うーん...非常に重要な時期であるようだ。まぁ、23、4、5歳も重要だったが、今は20歳の初心者の感じではないことだけは確かだから。しかし特に体力が足りないとか肌が荒れたとかの変化はなく、年をとるという実感はあまり私はない方だ。ああ！最近スタイリングチームのスタッフたちが皆私より若いせいで自然にお姉さんの物言いが出てくるのが変わった点だ。この間に、思わず「アガ〜（坊や、赤ちゃん）」と呼んだこともある。（笑）おう、言っておいてびっくりした！

Ceci ：デビュー8年目。どの程度の速度で走り、どの程度の位置に立っているか少し考えてみようか？
平気：よく走ってきたがまだだ。人生でみた時の話だ。まだなんでもない、今はただ準備をする段階であるようだ。歌手として、少女時代として私はこれからすることがあまりにも多い。速度を遅くしたいとは思わない。かといってむやみに高速化したくもなく、ただ今の速度で行こう。私は本当に自然なのが好きだ。ただ流れに続きたいと思う。 （ Ceci ：運命論者か？）ある程度。感受性が強い方だ。

Ceci ： 「大ざっぱな」「気が強い」「寂しがり」「しっかりした」 ...テヨンを思い浮かべるときに考える修飾語だ。自分は自分で自分にどんな修飾語をつけたいか？
テヨン： 「反転の」 。人々は私が可愛くて明るい性格であると思いますが、実際にはもろに「ケバンジョン（おもしろくてかわいい人）」ぶったスタイルではない。すごく楽しいことがなければうんと盛り上がることはそれほどない。部屋の中で一人でセルフネイルをしたり色鉛筆でもぞもぞ落書きするのも好きだけど、一方ではスポーツカーも「とても」好きなのも反転である。香水も女性らしいフローラル系ではなく中性的なメンズ香水が好きだ。

Ceci ：少しスピードを出すドライブも好きそうだ。
テヨン：運転するのがかなり好きだ。ところが道音痴だ。これも反転じゃないか？（笑）だから高速道路を飛ばして全州の家に帰る時が一番好き。直進するだけでいいから。時間があれば頻繁に行く。この前も行ってきた。

Ceci ： 「学校で後輩にしたい芸能人」「ガールフレンドにしたい芸能人」、「友達にしたい芸能人」など、様々な質問でどうして一等がそんなに多いのか！本人が一等になりたい質問を直接作ってみる？
テヨン：「カカオトークでお気に入りにしておきたい芸能人」それほどよく見つけたい仲良くしたい人ならばよさそう。

Ceci ：練習生時代から自分を褒めて軽く叩いて、あるいは叱られながらここまで来た。長い時間の間テヨンはちょっと変わったか？
平気：もちろん！仕事に関してはとてもシンプルになった。私自身が確実に感じるほどシンプルになった感じだ。以前は舞台で歌うのサウンドモニタリングがちゃんとできなかったらとても鋭敏になる方だった。だから怒りもよく出したが、最近は現場の限界を理解し認める。やや教科書的な話だが、「次にもっとうまくいい」というゆったりとしたマインドになった。

Ceci ：それは年輪ではないか？仕事ではなく性格的な面ではどうなのか？
テヨン：意見はまだ多い。しかし人と接するのはとても変わったようだ。昔は人々との出会いがちょっと負担だった。向かい合って​​何かを絶えず話さなければならないのが大変で約束がなくてもあると言って一人でいたこともある。今はそうじゃない。おしゃべりするのも楽しく自然だ。

Ceci ：テヨンが考える本物の大人はどんな人か？
テヨン：思いやりのある人。 「配慮」という言葉の中に多くのものが入っているようだ。センスのある行動や考えももしかしたら、相手に対する配慮だろうか。一人前の大人にならなけらばならない最近とても感じる。深く考え、センスのある、思いやりのある人にならないと。

Ceci ：最後に、 2014年のテヨンに一言！
平気：もっと単純になって。そして少しもっとハッピーウイルスをもらってエネルギーをだして！



http://je-kwon.tistory.com/m/67

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