11/4 福岡のRev. from DVL&きゃらふる(姉妹ユニット的関係、総勢20名)秋葉原TWIN BOXでのライブ(11:20~)に行く。
ネットでのここ数日の突然の、Rev.メンバーの美少女橋本環奈ちゃんフィーバーのせいか、
事務所側が想定を超えた客入り。
10:30に配られた整理券ナンバーの順(ランダムではない)による入場。当日券は出ていた。
場内の前のほうはよく見えなかったので「全部の列」か「一部」かはわからないが、
そのままでは人が入りきらないとの判断で、パイプ椅子で着席して見るようになっていた前方の
何列かを急遽撤去するなど。

動画では見ていた彼女たちを今回初めて生で見ての印象は、

「TPDのダンスサミット・浅草演芸・レビュー・昔の日活映画のグランドキャバレー・
西部劇の酒場の踊り子・ドリフの『タブー』etc…」

的なものを包み込んだ「ショウ」。「牧歌的なまったりライブ」を想像したらまったく違っていた。
サイリウムやMIXのない現場に居合わせたのはいつ以来だろう。
現代アイドルヲタ文法に完全にとらわれた人が見たら正直退屈ではないかとも思った。
いかにもなフレーズを連呼してわかりやすい外見で沸けないから。
こうやっときゃとりあえずそれらしくなるだろう的定型とも違う。
堂々たるアイドルがやる堂々たるアイドルのライブ(別に「枠を超えた!!」感はない)だけれども、
実に不思議な感慨が残っている。
どちらかといえば、ピンチケ層より余計な断片が頭に色々こびりついているオサーンのほうが
楽しいかも知れない。

Revときゃらふるの関係は、小学生メンバーで構成される きゃらふるが完全前座でもなく、
大きな流れとして組まれた1時間半くらいの演目に、それぞれのグループやそれぞれのメンバーの
一部が矢継ぎ早に登場し、目まぐるしく展開されていく。
演目を曲数にするとたぶん18~19くらいなのだが、たぶん「全○曲やった!」ことより、
曲の並べ方や流れのほうが重要なのだ。
Revもきゃらふるのどのメンバーも、押しなべて体をうまくコントロールしていたと思う。

今回の東京公演のアイキャッチャーとなった橋本環奈ちゃんは、LinQのゆうみんをガラッパチに
したようなキャラなので、「こんなはずじゃない」感を持った人がいたかも知れない(笑)。
Revにおける現在の先発完投型エースは なぎちょんで、目力の強い顔つきとも相まって
うまくできているなぁと。
ライブ終了後、グッズ購入者特典会では、スパルタンな動きが印象的だったなるなると接触。
せかされないペースでじっくりと話せた。
「楽しかったよ」の一言だけではなく具体例を挙げて楽しかったと言えたり、シンプルすぎて
質問しにくいこと(「なんでこの名前なの」的な)を聞けるこういう場はありがたい。
Revは試行錯誤のさなかだということ、サイリウムやMIXなどについても、グループの方針として
あえて避ける形にしている、など。語り口も力強いなるなる乙。

休憩のためのMCをあまり挟まないので、1時間半といえどボリュームたっぷりだった。
あえてアイドルライブのメインストリームとは違う方法論をとった彼女たちのこれからに期待したい。

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