【保護受給者の暮らしぶりにビックリ】

全日本民医連が、今年2月の1ヶ月間、全国で病院・診療所を受診した生活保護の患者さんを調査した(サンプル数は1842人)。この調査結果を見て、「生活保護受給者の暮らしぶりがここまで酷いのか」と驚いたのでご紹介します。

・食事回数が2回未満 29%
・食費が1日1000円未満 46%

・お風呂に入るのは週2回未満 50%

・被服、履物の購入は年2回未満 65%
・購入額が年に5000円未満 50%

・地域の行事や冠婚葬祭へまったく参加しない 74%

「近所の人に対して肩身が狭い」「親しい人の葬儀にいけなかった」「(冠婚葬祭に)行けなくても仕方がないと市の担当者に言われた」などの自由記載欄に書かれているコメントを見ると切なくなるよね。

先日、相談会に来られた方も生活保護受給者だった。「保護費10%減額で、これから生きていけるのか」という相談内容。「風呂桶に水を張らず、シャワーにすれば少しは節約になります」と言ってた。これまた、切なくなるよね。

もっと人間らしく生きられる生活保護制度に変えらないかん。ましてや、給付の減額や申請受付を拒否する「水際作戦」の合法化なんてもっての外。

「困った時にはお互いさま」「困った時は公的責任で支えあおう」という世論を広げていこぜ!

Reply · Report Post