『キルラキル』第1話先行上映トークショーレポ@明治安田生命ホール

※トーク内容がネタバレ全開&1話観てないとよくわからんって所がちょいちょいあるので注意※


司会はアニプレ宣伝担当の金澤さん。
登壇者は纏流子役の小清水亜美さん、鬼龍院皐月役の柚木涼香さん、脚本の中島かずきさん、トリガー社長大塚雅彦さんの4名。

登壇者挨拶で「服を着た豚ども」と客席に向かって雄叫びを上げる柚姐。
「みなさん大丈夫ですか?唖然としてますねー」となんかすんげえ楽しそうな中島かずき。
「本来なら監督の今石が来るものなんですが、制作状況が危険で…。(場内爆笑) 今回上映した1話もつい先日上がったばかりで」と挨拶する大塚さん。
しょっぱなからドイヒー。

今回の試写会の応募総数は2000通ほどだそうで。
倍率5倍くらいですかね。


柚木:みんな大丈夫?元気?なんかみんないい子にして観てて、ケラケラ笑ってるの後ろで一緒に観てた私たちだけだった!

中島:それ岩田さん(第1話ゲスト:岩田光央)に笑ってるんじゃなくて?

小清水:『キルラキル』は昭和のバトルのノリで、1話から既に最終回かのようなテンションですよね。

大塚:本当はもっとはやく1話を作り上げたかったんですけどね。

中島:でも1話はしょうがないですよね。オリジナル作品だし手探りになっちゃって。

大塚:1話はどうしても時間かかっちゃうんですよね。
アフレコはだいぶ先行してやってたんですけど、アフレコで声優さんのお芝居を見てそこでまた内容を変えてみたりして。

中島:稲田さんと岩田さんの熱演がすごいですよね!もう何言ってるかよくわかんない!!
岩田メソッドと呼ばせていただいております。


――『キルラキル』を作ったきっかけは?

中島:今石さんと『グレンラガン』終わってなんかやりたいねって話をしてて、でも『グレンラガン』を越えなきゃって気負いすぎて袋小路に行き詰まっちゃったんですよ。
だから、肩の力を抜いて自分たちの好きなものが詰まったものを作ろうとしてたんですけど、結局肩の力がはいりまくったものになりましたw

小清水:近年稀にみる熱血ぶりで…

中島:え、これくらい普通でしょ?

大塚:それ新感線(劇団☆新感線)の普通ですねw

中島:古田新太が30歳ごろの新感線ねw

小清水:周りのキャラクターがすごい強いじゃないですか、力の強さじゃなく、音圧がw

中島:檜山さんとかまだ大人しいですからねw

小清水:稲田さんが隣でキェー!って叫ぶと私の持ってる台本がブルブル震えるんですよ!
今後この人と戦わなきゃいけないと思うとハードル高いw

中島:でも稲田さんも酸欠になってるからねw
テープオーディションの時点からこの2人(小清水・柚木)は他の人たちと芝居の質の次元が違っていましたね、本物のヤンキーがいる!って

小清水:(立ち上がって)し・ば・い!!!!!

中島:小清水さんは今時な感じの舌ったらずな可愛いヒロインぽいのとヒーローっぽいのと2種類送ってきてくれたんですけど、どっちもヤンキーw
よっぽどヤンキーでやりたいんだなとw

小清水:(かわいい声で)ア、アイドルだよぉう、普段はアイドルやってるんだよぉう

中島:柚木さんは他の人たちは少し違って、なんていうのかな、抜いた感じが良かった。上から目線で物を見てる感じで、気品があって。

柚木:豚って言葉大好きなんですよ。豚って大事にしたい言葉で……(立ち上がり)お前ら豚だろ!豚って言え!!!

客席:豚でーす!!!!!!

小清水:今、抜いた感じで気品があるって褒められたのに叫んじゃダメじゃないですかw
柚姐はテスト中に他のキャストの方々が演説のシーンを演ってたときに突然「うるさい!!!」って叫んだんですよw
周りみんな先輩ばかりですよ!皆さん「え?え?そんな台詞あったっけ?」って狼狽えちゃって。

中島:あれは正に皐月様だったね!!


小清水:2話で満艦飾家が出てくるとまた作品の色が変わりますよね。更に昭和な感じにw
満艦飾家はお父さんが賢雄
さん(堀内賢雄)に、母親が裕佳梨ちゃん(福井裕佳梨)で。
私、思わず裕佳梨ちゃんに「裕佳梨ちゃん、お母さんなの?」って訊いたら、「そうなの〜、産んだ!」ってw

中島:あぁ、相変わらずな感じでw
賢雄さんは「なんで俺だけイケメンじゃねーんだよ!」って言ってましたね。
他のキャラと比べて顔のサイズが2倍くらいあって、パーツも違うんです。


小清水:色々と謎に包まれてますけど、特にあの先生とか。
冒頭の授業風景で、最初おじいちゃんなのかな?って思っちゃいました。

中島:2話か3話ぐらいで先生の目的がわかりますね。

小清水:あと、関さん(関俊彦)が…

中島:そう!関さんに生きたセーラー服の役をやっていただきたくて、関さんに「関さんはこれまでに生きたセーラー服の役をやったことがありますか?」って訊いたら、「いやー、ないですね」って仰るので「よかったー、初めての役で」って安堵しましたね!

小清水:関さんも「生きたセーラー服の役をやってみたかったんだよなー」って仰ってましたよ!

柚木:言ってた!言ってた!!


大塚:設定デザインは1回観ただけじゃちょっとわかんないと思うんで、何度も観直していただきたいですね。

中島:稲田さんと岩田さんのセリフも1度じゃ聞き取れないと思うんで、何度も聞き直していただいて。

小清水:あの流子の服すごいですよね!おっぱい出てる!サスペンダーみたいなので大事なところ隠してるけど、あれズレたらポロリしますよね?

大塚:ポロリしたらNGなんで…

小清水:あ、やっぱりNGなんだー。

中島:そもそもアニメなんだから描かなければいいだけでしょw

小清水:DVDになったらポロリがあるんじゃないですか?

中島:あなた、見せたいの?

大塚:『グレンラガン』もですけど、展開が予想出来ないですよね。

中島:そうですね、展開のスピードが非常に早い。

大塚:大筋の展開もそうなんですけど、この後どうなるんだ!来週まで待てない!ってなるような作りになってますね。
週刊少年ジャンプの次週の展開が気になって仕方がない、あの感じに。
作ってる方も気になるし、キャストさんも教えてくれって言って下さったり。

中島:社長、商売うまいですねw

柚木:アフレコの熱気が本当に凄いし、収録のスピードも早いですね。

中島:アフレコ早いですよね。キャストさんが一発で正解の芝居を決めてくれるんで。
さらにいい意味でこっちの予想外のテイストも上乗せしてもらえて有難いです。

柚木:中島さんに展開が気になって色々訊くんですけど、「8話で死ぬよ」とか「13話で皐月死ぬよ」とか…

小清水:流子も死ぬって言われた!!マコも死ぬって!

中島:それで次週生き返りますw

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