暗黒放送、緑さんの文章を翻訳してみた。
原文は http://secret.ameba.jp/ankokuhousou/amemberentry-11317895929.html

老いしミドリテルの叫び

第一章　「犯罪者より劣る俺」

―此処で何度、同じことが繰り返されてきたんだ……！

好きな時間に寝て、好きな時間に起きる。
学生が夏休みにやるようなことを、三十四の俺は数年続けている。
そりゃあ昼夜がひっくり返るはずだ。

睡眠だけじゃない。飯はジャンクフード。それを豚のように貪り食う。
そうやって引き伸ばした命で何をするのかと言えば、
一日中パソコンに齧りつき、ネット、ネット、ネット……

これが高校生やら大学生ならまだ良い。
親や学校が彼らを軌道修正してくれるだろう。
だが俺は三十四才で、誰一人として、睡眠リズムの乱れだとか、
ジャンクフードによる健康被害だとか、
ネット中毒による弊害だとかを怒る奴はいない。

怒る奴がいないってことは、歯止めが聞かない、ってことだ。
俺はこの蟻地獄にハマったまま、死んでいくのか……

世の中への興味関心は年々薄まっていき、今では全く無くなった。
ましてや、遥か彼方、ロンドンでやってるオリンピックなんて俺には関係がない。
アテネ以降だろうか？自国の選手を応援することさえ虚しくなった。

勝とうが負けようが、金だろうが銀だろうが銅だろうが、
選手たちはTVやパソコンのこちら側にいる俺の姿は見えないし、俺の声は届かない。
完全なる一方通行。壁に向かって喋ってるようなものだ。皆なんで気づかない？

「俺はオリンピックなんて観ない」
そう宣言することで、俺は一般大衆より優っている気になれる。
俺だけは特別、そう思わなきゃこんな人生やってられない。

ここで俺がなぜ働かないのか、俺なりの考えを示そう。
まず、朝が辛い。昼夜逆転していると、寝るのが朝の三時過ぎになる。
バイトは七時からだから、約三時間しか眠れない。
ショートスリーパーのナポレオンやらダ・ヴィンチならいいが、
俺はフランス革命もルネサンスも起こさない。ただの一市民だ。
その一市民を捕まえて三時間睡眠で働けってのは無理があるってことだ。

※一二三コメント「ここまで翻訳して眠気が襲ってきた」

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