DONDELI

DELI · @DONDELI

16th Oct 2011 from Twittelator Pro

先日の世田谷の弦巻のラジウム騒動から帰ってきてからちょっとバタバタしていたので、改めて俺が実際に計測して思ったことは、まあモバツイで数値は確認してください。

まず僕らが到着した時点で、まだラジウムは回収されていなかったが、空間線量は一番高いとこで、0.25マイクロシーベルト程度でした。
ただそれから10分足らずで運び出されたので、ひょっとしたら僕らが到着した時点でしっかり遮蔽されていたのかもしれないが、とにかく線量は発表されていた2.7マイクロなんてあるとこは見つけられなかった。
そしてラジウムが運ばれた後に付近の空間線量は0.15マイクロくらいにまで落ちた。
文科省の会見も拝見したが、福島由来の放射能の影響を否定している様子でした。まあ物質がなんであれどけたら線量が下がったんなら何由来でも僕はいいんですが、2つほど気になる点がありました。
まず一つ、除染する前に4.69あったものが、除染して2.7になったという最初の情報だが、これは福島由来の放射性物質でないとすると、ラジウムが瓶の中から環境に出ていたということなのだろうか?だとしたらあそこを通る人はラジウムを内部被曝していた可能性があるし、
家の中にも当然漏れてるはずである。しかし作業員の方はせいぜいコンビニで売ってるようなマスクをしてる程度だったので、まさか家の中にラジウムが漏れているような状況には見えなかった。
だから除染で下がった線量は福島由来の放射能によるものではないのか?
そしてもう一点は、警官と公安ぽいやつの数の多さ。とそれに関係あるかないかは知らないが正面部分の木のトタンの板がなかったが、あれは外されたものなのか、もともと外れていたのかってこと。

ってことで、あの周辺の計測をしてみることで、あの現場の福島由来の汚染がどの程度だったのか予想できると考えて計測をしました。1番高く出たのは、民家の雨どいの排水口で、1マイクロシーベルト毎時を超えた。
あとはだいたい0.3〜0.5マイクロくらいでした。

世田谷の計測は久しぶりだったが、局所的には確実に前より上がっている。

文部科学省はもうちょいちゃんと説明するべきだと思う。
線量は下がっているのは間違いないが、ラジウムが漏れてたのか?とか、除染で落ちたのは福島由来かもしれないとか?仮説が全くたてられてない。
原発から環境に大量放出した放射性物質なんて特定するのに何ヶ月もかかったくせに、あの民家の場合は2~3日ではっきりした結論を出している。

どっちが適当なんだか知らないが、調べた上での結果にしては除染も管理区域扱いもかなり迅速でした。これが本当なら、福島由来の汚染地域もこんな早さで対応してもらいたいものです。

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