【福島県】和合亮一、遠藤ミチロウ、作曲家大友良英が8日、8月15日福島市で野外フェスティバル「FUKUSHIMA!」開催を発表。 参加:坂本龍一、スターリン246、等 http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110509_16.htm #fukushima #sien #shinsai




FUKUSHIMAを取り戻せ 8月15日・野外フェス

福島県出身の音楽家や詩人が8月15日、福島市で野外フェスティバル「FUKUSHIMA!」を開く。実行委員会代表の詩人和合亮一さん、ミュージシャン遠藤ミチロウさん、作曲家大友良英さんが8日、福島市で記者会見し、「不名誉な地として世界に知られた古里の危機の中、希望のきっかけにしたい」と呼び掛けた。

 福島市の「四季の里」を会場に入場無料で開く。福島市在住の和合さんは「詩の礫(つぶて)」と題し、坂本龍一さんらの演奏をバックに詩を朗読する。遠藤さんは今回特別にバンド「スターリン246」を結成して登場。大友さんは公募による数百人規模のオーケストラを率いる。

 さらに会場ではプロ、アマチュアを問わず音楽やダンスなどが披露される。インターネット上に開設したサイトで当日、中継するほか、福島の現状を伝える動画プログラムを5月から月1~2本配信する。

 会見で和合さんは「われわれの福島を取り戻し、未来を語り合うきっかけにしたい」と話した。二本松市出身の遠藤さんは終戦記念日の8月15日の開催について「原発事故によって噴き出した戦後の矛盾を考え直すため」と説明した。

 10代を福島市で暮らした大友さんは「福島を不名誉な場所で終わらせないため、政治や科学だけでなく文化の側も問題に向き合いたい」と話した。

 当日の詳しい内容は決定次第、ネット上などで発表される。

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